フレーバー

原子にも
分子にも
物にも
人にも

目に見えない
香り、たたずまい、オーラ
それがフレーバーとして認識される

圧倒される何かを持っている
黙っていても存在感がある
そんな人は近くにいないだろうか
そうなってみたいと思ったことはないだろうか

フレーバーには2種類ある
生まれもった香り
生活のなかで生まれてくる香り

才能と努力
前者は授かった不変のもの
だから、己の力を客観的に理解しておかなければならない
後者はその生き方で変えられるもの
だから、主観的にチャレンジしていかなければならない

ひとは本能的にフレーバーをかぎ分ける
そして混ざり合って新たな世界を作り出す

いま生きている世界は
偶然の上に造られた必然なのかもしれない
考えてみれば
自分の選択の積み重ねが現在だ

目を閉じてフレーバーを感じてみよう
きっと
遠い昔の先祖との繋がりが見えるかもしれない