責任論
事件とかになると
子供の不祥事の責任が
親にまで及ぶことがある
芸能人ともなると
スポンサーになっている
企業のイメージもあるのか
涙ながらに謝罪して
活動を自粛する姿を
よく目にする
確かに
子供はいくつになっても
その親の子供には違いない
だけど
20を過ぎたら大人になり
社会にでて
自分で生計をたてるようになれば
自分で自分の責任をとるべきだし
親の影響下から独立できる喜びを
噛み締められるのではないかと思う
責任は重くのしかかるが
その反面
何をするにも自由が与えられ
前方の視界が開けている
もちろん
法の範疇内で
僕は学生時代
クルマを親から借りるのに
ものすごく難儀した
キーを借りるとき
親との禅問答がはじまる
僕がどんなに理屈をつけて
押したり引いたりするが
この問いに
返すコトバがなかった
おまえが全部、責任をとれるのか?
悔しいかった
悔しくてたまらなかった
だが
まわりの連中を見ると
イイクルマを自由に乗り回してる
新車に近いきれいなクルマを
自由に乗り回している
羨ましくて
羨ましくてたまらなかった
それから3年が経った
ようやくそのときがきた
自分が稼いだお金で
好きなクルマを手に入れた
感動が溢れてきた
うれしくて
うれしくてたまらなかった
さらに時間が経った今
あのときの問いに
自信を持って答えられる
おれが全部、責任をとれるよ