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器(うつわ)

万物は有限である

有限ということは
そのなかに入れられる量にも
限界がある

限界を超えると溢れ出る


目には見えないが
ひとにも器がある

前作でも少し触れたが
昔の日本人は器が大きい
親分みたいなひとが多かった

僕らの祖父たちがその世代だ
戦前生まれの世代

荒れ野原から立ち上がり
社会のため
家族のため
そして
未来のために必死で頑張って
日本をここまで押し上げてくれた


彼らは少しのことでは動じず
部下や年下の者たちを
大らかに穏やかな目で見てくれる


そんな心意気、度量が
若い者たちのココロを動かし
活力を生み出す

一見、何もしていないように見えて
穏やかな顔で座っているだけなのに
存在感があるひとは近くにいるだろうか

そのひとこそ
本当の実力を持っている


チカラに余裕があるから
あえてアピールする必要はない
黙っていても皆は付いて来る

大きな器を手に入れるために
どんな苦労をすれば良いのだろうか

大きな器は天性の才能がなければ
手に入れられないのだろうか


そんな大人になってみたいものだ