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雲竜型

横綱の土俵入りの型のひとつ

稀勢の里もこれを選んだ


右腕は大きく伸ばして攻勢をかけ
左腕はしっかり曲げて守りを固める

攻守が混在する型

時には果敢に前へ
時には腰を低く踏ん張る


人生の振幅の中で
流れを見極めるチカラが必要だ


上り調子のときは
重心を前に加速していく

上がっているときの高揚感
風を切って走る爽快感
まさに
天にも上る気持ちになる
流れに乗るタイミングを逃してはならない


しかし

振幅しているということは
いづれは頂上に達する

頂上に至ると
そこからはきつい下りが待っている

上れば上るほど谷は深い
下りの無い山はない

まさに
攻めと守りの攻守交代


著名なスポーツ選手や政治家が
絶頂なときに
突然辞めることがよくある


彼らには
すでに頂上の先にある
急な下り坂が見えていたのかもしれない


調子が良い時こそ
悪くなったときに備えたい


ソフトランディングするのは難しい

難しいからこそ
たくさん失敗を重ねる

失敗するたびに
良い方法を見つけていく


最近の日本は
一度の失敗が命取りになることが多くなった

若者たちは
失敗しないように身を粉にして
余裕なく働いている

昔の若者が抱いていた夢を見ることなく


世界の環境は大きく振幅している

ここままでは
日本が下り坂に突入したとき

ハードランディングになってしまう


いまならまだ間に合う