春への階段

1日1日と時が進む

寒さに震えていた朝が
だんだんと暖かくなってきた

目のあたりがショボショボとしてきた

あ~ そろそろ花粉の季節がやってきた


自然の流れは実に不思議だ


どんなに世界が混乱しようと

どんなに環境が激変しようと

正確な間隔で次の季節がやってくる


そして

それに呼応するように
目がショボショボしてくるのだ

小鳥たちがさえずり
花々が美しく咲き
爽やかな風が流れる
心地よい季節が

ゆっくりと
ゆっくりと迫ってくる

春は別れと出会いの季節


残された時刻(とき)をかみしめよう

いづれやってくる出会いを待ちわびながら