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明日は今日よりきっといい日になる

この蒼い空の下で

僕らはみんな生きている

 

桜の散り際の美しさ

それに変わって

初々しい若葉が顔を出す

 

心地よい春風に乗って

雲が気持ちよさそうに泳ぎ

若葉たちがゆらゆらと揺れる

 

そんな季節のひととき

人は色んな表情で歩いている

 

こんなに心地がよい季節だから

ニコニコと笑いながら軽快に歩く人

 

カラダに良いことは

腹から声を出して笑うこと

背筋を伸ばして歩くこと

 

この両方を同時にやるのは

実に理にかなっている

 

少々不気味ではあるが

 

一方で、同じ道を

こんなに心地がよい季節なのに

眉間にシワを寄せて

うつむき加減で歩く人もいる

 

春になると

これまでと比べて

カラダの血流が良くなり

脳内の血流も良くなるため

いろんなことを考えるのだろう

 

環境の変化についていけなくて

なりたい自分になれなくて

 

正解のわからない未来への恐怖感

 

そんな想いが桜吹雪のように

頭のなかを吹き荒れている

 

ここで、興味深い話をしたい

 

人は朝起きると

どんなに絶望に苛まれていても

明日までの自分は想像できるそうだ

 

末期がんの患者の方は

近い将来に死ぬことは覚悟しているが

明日死ぬとは思っていないようだ

 

むしろ

毎日を噛み締めるように

たいせつに日々を生きていらっしゃる

 

健康的な人ほど

不確実な未来への恐怖感に苛まれる

 

明日死ぬかもしれないのに

 

今日がもし、雨風が強く苦しい状況だったとしても

それは蒼く晴れ渡る明日へのプロローグだ

 

やまない雨はない

 

明日はきっといい日になる