行間を詠む

言葉とコトバの間には
いろんな想いが込められている

同じ文章でも
文と文の前後関係によって
大きく解釈が異なる

言葉には魂がこもっている

文面以上に想いが合わさって
言霊が相手と共鳴する

言葉と言葉の空間には何があるのか

その空間の多くは
ボディランゲージなどの情報によって
占められている

コミュニケーションの7割は
ボディランゲージによって交わされる

人が言葉を発するときの
渡し方、投げ方によって
いろんなフレーバーが加えられる


落語やお芝居では
『間』がたいせつだと言われる

上手・名人と呼ばれるひとは
『間』のとり方が実に巧妙だ

軽快にビートを刻んでいる
だんだんと観衆を盛り上げていく

盛り上がったとき
あえて『間』をとる

一拍ずらされたことによって
裏打ちのリズムに変化する

1次元の平たい言葉を
2次元、3次元
そして
4次元の言霊へと発展させていく


印象に残っている言葉

あの日
あのとき
あの場所で
あの人から言われた言葉

みなさんにもあるだろうか



行間を詠む

ステキに思い出に彩りを与え
傷ついたココロには癒しを与える