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不器用という能力

スマートに生きていきたい
器用になりたいと思っている

きらびやかな衣装を身につけ
華麗なステップを踏み
広いフィールドを駆け巡る

しかし
なかなか上手くはいかない

微妙にずれたステップ
足がもつれ前につんのめる

手と手がうまく組み合わず
アワアワしてしまう

そんな自分の姿を
もうひとりの自分が
呆れ顔で腕を組んでみている

理想と現実のギャップに苦しむ
モガケばモガクほど
かけ離れた現実との葛藤で
すり減っていく

ふと鏡を見ると
疲れきった自分がいることに気づく

そんなとき
二、三歩引いて
遠目からフィールドを見よう

あなたはしっかり
踊れていることがわかる

いろんな人に助けられながら


助けてもらうにはコツがいる

できないことをできないと言える

そして
あなたの助けが必要だと
思わず助けたくなるような
柔らかいココロを見せなければ
なかなか助けてもらえない

肩にチカラを入れて
カッコつけていると
なかなか助けてもらえない

何でも自分でできるんだ
人は信用できないんだ
そう思っていると
人は離れていってしまう


器用に何でもできてしまう人を
羨ましいと思うだろう

しかし
不器用だからこそ
いろんな人から
いろんなエッセンスを与えてもらえる

ひとりでは
一通りの攻略法しか生み出せないが

七人集まれば
七色に輝る攻略法を授かる


不器用だからこそ
人に支えてもらえる

あなたの近くにも
周りに支えられているリーダーがいるだろう

優秀なリーダーとは
傍目から見ると
何もしていないように見える人だ

優秀なブレーンに支えられている

彼等には不器用な面を
補ってあまりある能力が備わっている

ブレーン達をコントロールする能力
ひとを惹きつける能力


これらに長けている人は
決して自分を大きく見せたりはしない

あえて
わからないことはわからないと
頭を下げて教えてもらう

どんな人に対しても


区別しないで
分け隔てなく
柔らかいココロで接していきたい

そうすれば
今よりもずっと
華麗に舞うことができる

どんな些細な出来事も
日常に彩りを加える