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損得

ひとはみな

表面上の損得に左右されやすい

 

むしろ

 

それにとらわれて

苦しんでいるひとがたくさんいる

 

これをやれば何か得するだろうか?

 

これって、損じゃない?

止めておこう

 

損得の感情は集団生活で生まれる

 

飯を食うために

どこかの組織に所属し

日々、損得感情が働く

 

いまの日本では

情よりも目先の効率が優先される

 

 

どこかココロに矛盾を感じながら

組織のルールに縛られている

 

 

窮屈になったココロは

行動力を奪い、マイナスの方向へ向かう

 

損をしないような行動しかしなくなる

 

そうすると

得を掴むチャンスが減っていく

 

 

安売り競争が良い例だ

 

目先の安さ

欠点の改善

 

ユーザーからの圧力によって

使いにくい機能や

使う人が少ない機能など

 

売れる商品しか作らなくなる 

 

そうなると

確かに売れるかもしれないけれど

 

ユニークな商品や

付加価値の高い商品が生まれない

 

 

商品やサービスは

人のココロに響いていれば

 

少々高くても

少し不便でも

受け入れられるだろう

 

 

ココロで感じたことを

そのまま行動に移すのは

とても気持ちがいい

 

特に

ひとが喜ぶ姿を見るのは嬉しい

 

教え事ではないのだけど

深層心理に響くものがある

 

すぐに何か得をする訳ではないが

ココロがすがすがしなり

徳を積むことになる

 

こうした行いが

目に見えなければ見えない程

ひとに気付かれなければ気付かれない程

おおきな徳を積んでいる

 

父子家庭で育ったある女性

 

小さいときに毎日、弁当を作ってくれた

だが

不格好なおにぎりと少ない野菜

 

恥ずかしくて、友達に見せられなかった

お昼の時間が嫌で嫌でしかたなかった

 

それからも

そんな日々を過ごし

就職して

手にした初月給で

普段は食べることができない

高級なレストランに父を連れていった

 

そのとき

ふと、父の手をまじまじと見た

 

オイルが染み付いて黒くなった

その手を見て、涙が込み上げてきたと言う

 

私に対する父の情の深さを感じたのだ

 

自分が自立して

改めてわかる親の愛情

 

損得抜きのおおきな愛情

 

感謝の気持ちを忘れてはいけない

 

そんなことに想いを馳せる

春の夜のひととき