守衛さんと仲が良いひとに

見た目が9割ということを言われるが

どんなところを見ているのだろう

 

名刺交換をするとき

まず、会社名に目がいく

そして、役職に目がいく

 

派遣社員が4割を超えた現在

 

派遣されている人たちは

相手の肩書によって

態度を変えていることが多い

 

まあ、お客様なので

当然といえば当然なのだが

表面上のやりとりばがり気にしている

 

リスクを負わないことだけに注力する

 

その結果

肝心な技術力だったり

接客のおもてなしだったりが疎かになる

 

ココロとカラダが擦り減っていく

そんなひとがいまも疲弊しながら戦っている

 

守衛さんに挨拶もせずに帰るまで

 

 

業績が良かったり

うまくいっているときは

 

たいていは笑顔が絶えない

 笑顔でココロの殻が溶けていく

 

 

殻が溶け

素の自分が現れたとき

 

周りのひとにも安心感を与え

和やかな空気に包まれる

 

誰に対しても自然体でいたい

 

そうやって得た情報は

有益なモノが多い

 

身構えると

強張って、情報が出て来ないことが多い

 

盛り上がった雑談のなかで

噴水のように

情報の泉が溢れ出す

 

 

余裕がなくなってしまったとき

まずは守衛さんと挨拶をしてみると良い

 

一言交わすだけでも

心境の変化があるかもしれない

 

この詩を書いたのは、一年前ですが、

いま、改めて確信します。


目には見えない些細なことに

気を配れる人には


色味があり

魅力がある


楽しく笑顔で過ごすことで

目には見えない小さな変化にも気づくだろう


本当に大切なものは目には見えない