ピケティさんのコトバ
この名前をご存知だろうか
フランスの経済学者で
21世紀の資本という本が
1冊6000円くらいもするのに
ベストセラーになったことで有名だ
これまでのデータから
働いて得た所得をグロース(g)
両者をグラフにして比較したものが
解説されている
残念な話だが
リターンの方が上昇率が高く
グロースの伸びが追いついていない
そのため、各国の政府は
税金などを富裕層から多くとり
再分配することで
格差の縮小をはかっている
しかし
日本では不思議な現象が起こっている
日本では
再分配後のほうが格差が拡大しているそうだ
確かに
投資信託や不動産投資を
いろいろ見てみるとよくわかる
投資などの利益に対してかかる税率は
多くても20%くらい
それも、NISAという制度を使えば
一定額が非課税となる
しかし
一般に働くサラリーマンなどは
ヘタをすれば、3分の1くらいが
召し上げられてしまっている
吸血鬼に襲われたようだ
さらに
外国企業の進出を促進させるため
法人税も下げていこうとしている
それでも、日本人は
総中流の発想が根強く定着しており
現実を直視できていない
まだまだ、横並びを重んじ
人と同じようなステップを
ラインダンスのように
肩をくんで踊っている
いや、躍らされていると言ったほうが良いだろう
かくゆうピケティさんも
日本人に高い本を売り
日本人が汗水して稼いだお金を
印税というカタチで吸い上げている
これからの時代を生きるには
なんとしても
のし上がらねばならない
頭を使って強固な地盤をつくり
美味いメシを食っていきたい
せっかく生きているのだから
美味いメシを食いたい
元本保障で利息が3%くらいあった時代が羨ましい・・・