囲碁とマッピング
まわりを囲んだマスが多い方が勝ち
碁盤の上で展開される領地争い
ひとマスひとマスを
白黒交互に碁石で埋めていく
点と点を繋いでいく
線と線を繋いでいく
線と線が繋がり面となる
陣地争いを
盤という大地の上から
顎に手をおいて思案する
お互いに牽制しながら
石をマッピングしていく
時を積み重ねることで
石がどんどん増えていく
ときには積み間違えることもあるだろう
そんなときも焦ってはいけない
なぜなら
実際に活動しているフィールドは
今見えているところだけではない
考え方を変えれば
フィールドも拡張し
豊かな発想を得れば
自分が置ける碁石も増えてくる
人生、何歳になっても
リスタートする事は可能だ
劣勢に立ったときこそ
チャンスなのかもしれない