今の自分を励ます者

それぞれの道を歩いてきた

 

途中で立ち止まったり

振り返ったり

後戻りしたこともあった

 

しかし

諦めることなく

常に前を向いて歩き

今ここに立っている

 

いろんなひとに支えられて

今ここに立っている

 

食べたいときに食べたいものが食べられる

遊びに行きたいところへ自由に行ける

休みたいときはゆっくり休める環境がある

 

そして

大病しない丈夫なカラダがある

 

今の環境に感謝したい

 

いろんなひとに支えられて

ここまで来れた

 

だけど

今の自分を支えてくれる

一番のサポーターは

過去の自分だ

 

 

草野球に明け暮れていた小学生の自分

 

荒れた学校で友達がいなかった中学生の自分

 

いろんなことがすごく楽しかった高校生の自分

 

将来を見据えて進路を考え出した高校3年生の自分

 

実験や演習に追われながらも楽しかった大学生の自分

 

自分の性質にあった良い会社を探し当てた就活生の自分

 

右も左もわからず暗中模索だった新入社員の自分

 

いろんな壁にぶち当たって悩み続けた自分

 

ペースを掴み始めて仕事に没頭した自分

 

車を買って諸国漫遊していた自分

 

彼らはいつも心のどこかで

今の自分を支えてくれている

 

そして

 

一生懸命何かをやっている自分は

きっと

未来の自分の支えになるだろう

 

信じよう、自分のチカラを

ながら作業

歩きスマホがスタンダードになった

僕もこうして
電車に乗りながら
スマホをいじくっている

ひとつのことに集中しなきゃ
効率が上がらないという考えもあるが

ひとの集中力はせいぜい90分程度が限界
それ以上続けても効率があがらない

大学のひとコマ 90分は
集中力の観点から設定されている
そんな説を聞いたことがある

そこで
ひとはひとつのことに能力を集中するより
いくつかに分散させることで
集中力を持続させようとする

ひとの脳は
電流が流れる範囲がある程度決まっている

それぞれの作業によって
使われる領域が違ってくるのだが
勉強などの論理的な考察は
左脳が使われることが多いようだ

だから
脳内の電流に偏りを無くすために
音楽を聞くようになるのかもしれない


何事もバランスが大事だ

どこかにチカラが集中したり
どこかがあまりにも負担がかかったりする
アンバランスな状態では
やがて限界を迎えてしまうだろう


全身のバランスを保ちながらも
急な動きにも対応できるような
そんなスタンスてわ生きていきたいものだ

馬にまたがり
悠々と草原を走る貴族のように

活き活きと

最近は足を運んでいないが
新鮮な魚を目の前で捌いてくれる
お気に入りの魚屋さんがある

ハマっていたときは
週3くらいで通っていたものだ

ワクワクしながら店に入り
両手いっぱいに魚を持って店を出る


ライトに照らされ
キラキラと光る活きの良い魚を見ていると
チカラがみなぎってくるようだ

みずみずしく
ふっくらとしたラインはじつに美しい

人も同じだ


活き活きとしている人は
周りにチカラを与える

そんな人とたくさん出会いたい

語りあってみたいものだ

あんこう、サバ、タラ、ブリ
旨い鍋をつつきながら

ハラスメント

いろんなところで
なんとかハラスメントが話題になっている

それを防止するために
企業は長い時間をかけているが
研修に使われているビデオが面白い

サラリーマンがよくやりそうな
飲み会での会話が例であげられて
さぞ、高度なテクニックが
レクチャーされるのかと思いきや

それは受け手次第です

結局何をしたいのかわからない研修だった


さあ、その後の飲み会ではどうだったか


中年社員が若手社員たちを
無理やり、二次会に引きずりこもうとし
それに対して、若手が
ハラスメント研修でやりましたよね

と微かな抵抗を見せるが
その後に
中年社員が衝撃の一言を発する

そんなの関係ねぇ と

顔が引きつる若手社員

それを横目に
僕はドロンしていった


だいたい
チカラやオーラがある人物には
黙っていても人は付いて来るものだ

僕もそんなひとになりたい

健康とは

健やかに日々を過ごす

そんな毎日を期待して
今日もそれぞれの持ち場に向かっている

今日のニュースで面白い記事を見た
日本WHOのホームページに記載されている
健康の定義が話題になっていた

健康とは
肉体的、精神的、社会的に
すべて満たされた状態だ

このように書いてある
というか、本家のWHOの表記を
そのまま和訳しただけのものだ

果たして
自分は健康だと胸を張って言えるひとは
今の世の中にどれくらいいるのだろう

一見、幸せそうに歩いている
昭和時代の象徴のような家族でも
それぞれに不安や不満を抱えながら
生きているのかもしれない


無病息災があたり前だった
そんな虫の良い時代は遠くに過ぎ去った

それからは一病息災
何かしらのビハインドを乗り越えながら
したたかに生きていかなければならない

環境とチカラ

寒さにまだカラダが慣れていない
冬仕様のカラダに切り替わっていない
そんな人たちにとって
この数日の寒さは堪えるだろう

だけど、僕はちょっと違う

長きに渡り
東京郊外の都市の冬を体験してきたので
都心の寒さはあまり辛くないのだ

これまでは冬の早朝は
たくさん着込んで外に出て
ブルブルふるえながら自転車のペダルをこぐ

そんな朝を繰り返し経験すると
自然と寒さに対する適用力がついてくる

まさに
逆境が造りだした自然に適用するチカラだ


これはどんなことでも当てはまる

実家暮らしが長いひとは
炊事、洗濯、諸々をしない
快適な生活に慣れてしまっている

すると
一人暮らしを始めると
大抵は戸惑うことが多いだろう


ひとのチカラは
環境によって造り出される

逆境を多く経験したひとには
それを乗り越えるだけのチカラが備わっている

逆に
順境に慣れきってしまうと
チカラが削がれていく


逆境は確かに辛いが
いざというときに自分を守ってくれる

順境は確かに楽しいが
状況が暗転するとたちまち崩れる


人生楽ありゃ苦もあるさ

人生は順境と逆境の振幅でできている


辛いときにはじっと耐えながら
明るい夜明けを待ちわびながら
順境で遊べるチカラを蓄えよう


楽しいときには
逆境で蓄えたチカラを存分に使って
気の済む限り遊びつくそう


幸福感が一番大きいのが
逆境から順境への転換点

幸福感が一番小さいのが
順境から逆境への転換点


さあ、皆さんはいま
長い長い道のどの辺を歩いているのだろう

シュリンク

日本は減点主義の風潮が強い
だから
いかに失点をしないかに注力する

失点が発生すると
失点しないように
余計な労力をかけることになる

なんとも、内向きで非生産的なのだろう
日々、そんなことをやっていると
知的好奇心もそがれていく

こんなことが日本中で行われている
だから、閉塞感が覆われてしまっている

シュリンク
縮小する日本


今はまだ
第三位の経済大国の地位を保っているが
これから先はシュリンクしていく

そんなときに
内向きのことばかり考えているようでは
世界の大波に飲み込まれてしまうだろう

皆、薄々は気づいているが
打開するチカラがない多くの人々

打開する地位も資産を持っているが
自らの地位を守るため
失点に怯える大人たち


嘆いてばかりじゃ仕方がない
我が家を守るための算段を始めよう

天国からのエール

いま、こうして息をしている

いま、こうして生きている

あたりまえのように
毎日毎日
日めくりカレンダーをめくっている

そんな平凡の日々から一転
突然の衝撃が体じゅうを突き抜ける

腰が抜けるほどのディープインパクト


突然の別れ

居るのがあたり前の存在が
思いもよらぬタイミングで
姿を消してしまうことのインパクトは
まさに大木の上から
真っ直ぐにメリメリと割るカミナリのようだ


脳内を激しく駆け回る電流
体中に満ち溢れるチカラ

不思議なものだ

寝なくても疲れぬカラダ

まるで
亡き父がはるか天空から
ストローのようなモノで
パワーを注入してくれているかのように

やがて
もうひとりの父によって
現実の世界へ舞い戻った

元にいたレールを再び歩み始めた
これまでのスピードへ戻っていく

しばらくは立ち止まることはない
そう思った矢先



再び電撃に襲われる

もうひとりの父も突然去っていった

亡き父の後を追うように


父と仲が良かった

兄弟のように
友達のように

そして

同志のように


二人とも考えが同じだった

子供のため
家族のため

寒い日も身を小さく屈みながら
一歩、また一歩と歩いていった

黙々と
ゆっくりと

着実に歩みを進め
子供たちを育てあげた

やってきたことは必ず報われる

二人の旅立ちは実に立派だった

たくさんのオーディエンスに見送られながら
実に颯爽と旅立っていった

威風堂々と

ナイチンゲール聖歌とともに
子へと引き継がれる志

今はまだ暗いかもしれないが
神秘的なロウソクの火によって
未来は明るく照らされている

彼はまだ生きている

ひとは二度死ぬのだから
まだ生き続けているのだ


ひとは二度死ね

一度目は文字通りの肉体の死
二度目は彼らを想うひとがいなくなったとき

彼らにはたくさんのファンがいる

そして
命を懸けて守り抜いた子供たちの
心の中で生き続けている


改めて思う

いま、息ができる
生かされている

それは
天国からのエール



大切にしよう

噛み締めよう


力強いエールを

一病息災

病気ではないときほど
健康の有り難みが薄れるものだ

病気ではないときほど
自己中心的になり
周りがサポートしてくれる
有り難みが薄れるものだ

順境はひとを殺し
逆境はひとを生かす


晴天のもとで何気なく過ごしているとき
突然、ピンチが訪れる

さて、どうすれば乗り越えられるだろう
何をすべきか必死に考える

考えても答えは出ないかもしれない
あなたの求めている答えではないかもしれない


そんなときは
流れに身をまかせてみるのも良い

まだ見ぬ新たな世界に
参加できるチャンスだ

なりたい自分になる

それを実現させるには

ときには泥水を飲み
ときには地べたを這い
ときには行き先を見失うこともあるだろう

いくつもの試練の先には
明るい明日が待っている

やまない雨はない
明けない夜はない


信じよう、自分のチカラを
信じよう、周りのチカラを

青空の下で

秋風が心地よく吹く
そろそろ、箱根仙石原のススキの季節

雲ひとつない青空の下
背丈よりも高く伸びるススキ

その白く細い立ち姿は美しい
無垢のドレスを着た淑女のように
凛とたつ姿に目をとらわれる

そして
柔らかな秋の風に押されて
右へ左へとしなやかに揺れる

辺りを見ると一面に広がるススキが
風の精のタクトのもと
美しい音色を奏でる


さらに
夕日というオレンジ色のライトが
効果的に叙情的な雰囲気を作りだす

そして
黄色く濁る温泉が
旅の疲れを癒やし
ココロも癒やす


嗚呼
こんな風景を味わえる
贅沢な時を過ごしたい