忘れない目

目は口ほどにモノを言う多くを語らない人も 目の奥の輝きによって 人びとを惹きつけることもある目の輝きはココロを映す鏡無垢な赤ん坊の目は 透き通って淀みがないどんな仏頂面をしているひとでも その姿を見ると 自然に表情も緩むであろう しかし 時を重ね…

同じ景色

数十年ぶりの11月に 都心に舞い降りる雪小さな頃なら 平日の朝に雪が降っていると とても興奮しながら 外に駆け出していたことだろう同じ景色を見ていても それぞれ違うように映っている いま、目の前にある景色は 単純に色の濃淡が現れているだけでなく 空…

慎重と臆病

僕はバリバリの保守的な家庭に育った何をするにも リスクばかり心配する親だった最初のひと言は「止めなさい」だった僕は精神的な基礎が育つ 小学生、中学生のときに そんなマインドで生活してきたので 典型的な坊ちゃん臭のする 周りから見ると面白みがない…

守るべきモノ

皆さんには 身を呈して守りたいものはあるだろうかいろんなひとはこう言う人生はたくさんの荷を背負い 山道を登るがごとく 頂上を目指してゆっくりと前に進む 焦るべからずひとは何も持たずに産まれ たくさんの荷を得るつまり 人生の長い道中で 守るべきもの…

今の自分を励ます者

それぞれの道を歩いてきた 途中で立ち止まったり 振り返ったり 後戻りしたこともあった しかし 諦めることなく 常に前を向いて歩き 今ここに立っている いろんなひとに支えられて 今ここに立っている 食べたいときに食べたいものが食べられる 遊びに行きたい…

ながら作業

歩きスマホがスタンダードになった僕もこうして 電車に乗りながら スマホをいじくっているひとつのことに集中しなきゃ 効率が上がらないという考えもあるがひとの集中力はせいぜい90分程度が限界 それ以上続けても効率があがらない大学のひとコマ 90分は 集…

活き活きと

最近は足を運んでいないが 新鮮な魚を目の前で捌いてくれる お気に入りの魚屋さんがあるハマっていたときは 週3くらいで通っていたものだワクワクしながら店に入り 両手いっぱいに魚を持って店を出る ライトに照らされ キラキラと光る活きの良い魚を見ている…

ハラスメント

いろんなところで なんとかハラスメントが話題になっているそれを防止するために 企業は長い時間をかけているが 研修に使われているビデオが面白いサラリーマンがよくやりそうな 飲み会での会話が例であげられて さぞ、高度なテクニックが レクチャーされる…

健康とは

健やかに日々を過ごすそんな毎日を期待して 今日もそれぞれの持ち場に向かっている今日のニュースで面白い記事を見た 日本WHOのホームページに記載されている 健康の定義が話題になっていた健康とは 肉体的、精神的、社会的に すべて満たされた状態だこのよ…

環境とチカラ

寒さにまだカラダが慣れていない 冬仕様のカラダに切り替わっていない そんな人たちにとって この数日の寒さは堪えるだろうだけど、僕はちょっと違う長きに渡り 東京郊外の都市の冬を体験してきたので 都心の寒さはあまり辛くないのだこれまでは冬の早朝は …

シュリンク

日本は減点主義の風潮が強い だから いかに失点をしないかに注力する失点が発生すると 失点しないように 余計な労力をかけることになるなんとも、内向きで非生産的なのだろう 日々、そんなことをやっていると 知的好奇心もそがれていくこんなことが日本中で…

天国からのエール

いま、こうして息をしているいま、こうして生きているあたりまえのように 毎日毎日 日めくりカレンダーをめくっているそんな平凡の日々から一転 突然の衝撃が体じゅうを突き抜ける腰が抜けるほどのディープインパクト 突然の別れ居るのがあたり前の存在が 思…

一病息災

病気ではないときほど 健康の有り難みが薄れるものだ病気ではないときほど 自己中心的になり 周りがサポートしてくれる 有り難みが薄れるものだ順境はひとを殺し 逆境はひとを生かす 晴天のもとで何気なく過ごしているとき 突然、ピンチが訪れるさて、どうす…

青空の下で

秋風が心地よく吹く そろそろ、箱根仙石原のススキの季節雲ひとつない青空の下 背丈よりも高く伸びるススキその白く細い立ち姿は美しい 無垢のドレスを着た淑女のように 凛とたつ姿に目をとらわれるそして 柔らかな秋の風に押されて 右へ左へとしなやかに揺…

カメさん

いるだけで存在感がある のっしりとしたその動きは 砂浜を波に向かって這っていく ウミガメのように見える ウサギさんとまともに競争しても とても敵わない だけど それは能力を発揮したウサギだから 能力を持っているからこそ 過信が生まれやすい 能力を持…

総合力

釣りバカ日誌の第一作が BSで放送されていた大企業の社長だが 釣りの初心者でひとりたたずむ ひとりの老人 すーさん 一方 根っからの釣り好きだが 普段は万年平社員 ハマちゃん 無いものねだりの人間は 自分に無いものを持っている そんな人どうしが友達にな…

紙飛行機

爽やかな秋の風に ひらひらと飛んでいく紙飛行機エンジンを持たず 余計なモノも持たず風の吹くままに 気の向くままにそんな気ままな人が 街には溢れていた昭和という幻想 いつからだろうひとがエンジンなしに 生きられなくなったのは いつからだろう人びとが…

サイドバイサイド

レーシングカーが前を抜くとき一度、大外にだしてから 再び内側にきりこむ毎日の生活のなかで 前にあるものを目標としやがては抜き去りたいと 思っていることであろうやがては超えたいと 思っていることであろう しかし 世の中には超えたくても 越えられない…

キンモクセイ

夏の後ろ姿がだんだん小さくなっていく 蒸し暑さが残るなか 時より吹く風が少しずつ冷たくなる キンモクセイの香りが風に乗って 顔の周りを取り囲んでいる キンモクセイの香りを嗅ぐと 不思議と沸き起こる ワクワク感と寂しさが 食欲の秋 行楽の秋が近づくと…

ステージ

ひとにはいろんなステージがあるきらびやかな晴れのステージに すがすがしい表情で上るときもあれば火中と栗を拾うように 苦虫を噛み潰した表情で上るときもあるいづれも ステージに上る気力が必要だ人間の行動の源は気力であり その源泉が枯渇してしまうと …

駄馬の矜持

サラブレッドは悠々と草原を走る良い餌が与えられ 良い馬具がのせられている実に優雅なその馬体は 馬油におおわれ、キラキラしている 美しいフォルムは まるで高級車のようだ それに引き換え、駄馬はどうだ畑仕事に追われ、農機具をつけられる 飼い主の残り…

素の自分

釣りバカ日誌の第一作が BSで放送されていた大企業の社長だが 釣りの初心者でひとりたたずむ ひとりの老人 すーさん 一方 根っからの釣り好きだが 普段は万年平社員 ハマちゃん 無いものねだりの人間は 自分に無いものを持っている そんな人を友達にしたくな…

戦術

未開の地を開拓していくには 勇気と戦術が必要だ初めの一歩を踏み出すとき 走り始める勇気をもって 歩みだそうそして 歩みがだんだん早くなり 広い世界を駆け巡るとき いろんなチカラを使って 生き抜いていきたい 風のように勢いよく 突き進む行動力を使って…

時の旅人

時空を超えた旅をしてみたい 石器を使ってマンモスの狩りをする光景 奈良に大仏が造られていく様子 公家が住んでいた豪華絢爛の平安京 信長が築いた安土城 それを超えた秀吉の大阪城 元禄文化の江戸の街並み ザンギリ頭をたたく文明開化 戦艦三笠が大活躍し…

しかみ顔としたり顔

しかみ顔徳川家康が35歳のとき 武田信玄との三方原の戦いで 大敗したとき 命からがら逃げてきたときの顔ひとは逆境に追い込まれると 後ろに川を背負って粘る弓のように体をしならせ 不思議なチカラを身につける若き日の家康も 身を覆うチカラを感じたのだろ…

イイひと過ぎる人へ

イイひと誰からもよく思われ マスコット的な存在のひと 周りにはいるだろうか一見すると順風満帆に見えるのだが 実際はどうなのだろう ひとが他人をイイひとと思うのは 自分に何らかのメリットがあるためそれはがいちばん大きいかもしれない イイひとは 無理…

濃淡

すべてのモノは均一でない濃いところがあって 薄いところがある 自然界にいると 濃いモノと薄いモノが混じり たいていのモノは 濃いところから薄いところに 成分が流れていくことで 均一化される そう考えると 人間社会も似たような現象が起きている 経験豊…

新米の季節

まもなく新米の季節がやってくる米にこだわっている方はおられるだろうか日本の米はどれも美味しく作られているが いったん、違いを感じてしまうと 気になって仕方がない 僕は毎年のように 新米を買いに新潟・十日町にいく地元直売の減農薬栽培のコシヒカリ…

旨いメシを食うために

振り返ってみると 初給料で食う天丼は最高に旨かったそんな喜びを今でも覚えている自分のチカラで 食べたいモノを食べられるようになるひとつの目標が達成できた 喜びをかみしめた一幕だ だんだんと社会に慣れてくるコンパクトカーからSUVに 回転寿司からカ…

シェルスクリプト

業界の方にはおなじみだろうコマンドをひとつひとつ入力する動作を 自動的に実行し、結果を表示させる パッケージのようなものいろんなテストパターンが練られ 定期的に実施されている 運用にとっては欠かせないツールとなる 人も生きていくなかで この道で…