石橋を叩く

慎重なひとが判断するとき

先にある石橋を叩いて

割れないことを確認してから渡る

何かをやるときは

ゆっくり判断してから

一歩をゆっくり踏み出す

みなさんはどうだろうか

 

リスクマネジメントが

そこらじゅうで言われている

スピード感が求められるのに

リスクにも気を配れなければ

生き残れない時代

 

草原には

チーターの足の速さと

シマウマの視野の広さ

両方を兼ね備えている

半肉食、半草食の

ハーフのような動物しか

存在できなくなりつつある

 

リスクに防ぐことと

リスクを許容すること

相対する2つの判断

 

石橋を叩きすぎると

割れてしまい

前に出る機会を逸する

つまり

マイナスのことばかり

気にしていては

プラスの要素が無くなり

閉塞感に苛まれる

 

反対に

石橋を叩かないで渡る

スピード感を大事にするなら

こちらの方が良いだろうが

道中の危険が増す

せっかく

プラスを積み重ねても

一瞬で御和算になることも

考えなければいけない

 

バランス感覚が必要だろう

車の運転に近いものがある

少し前の状況から

先に行ってしまったほうが良いとき

アクセルを踏み込む

通るのを待ったほうが良いとき

ブレーキを踏む

アクセルとブレーキ

どちらか迷って進み

中途半端な状態のとき

事故が起きてしまう

 

 

何事も

メリハリを効かせて

バランスを保ち

地平線まで広がる大地を

駆け抜けていきたいものだ