2016-01-01から1年間の記事一覧

兄弟仲良くしろ

我が偉大なる祖父の遺言 兄弟揃って遊びにゆき 遊んでいたときのことだ 些細なことで小競り合いしていたとき 突然、祖父の怒鳴り声が響いた 兄弟仲良くしろ 祖父の兄弟は仲が悪かったようだ すぐ隣どうしにいるのに 一言も声を交わさなかった それが 心残り…

質と量の関係

ヒトは経験を積むと だんだんと上手くなっていく 継続は力なり続けることがチカラを生み出す 練習の量は裏切らないそんなことを言う選手も多いただ、しかし闇雲に続ければいいかと言えば そうでもないトレーニングするにもコツがあるようだ スポーツ選手はコ…

もやしっこ

まっクロに日焼けした少年達 いかにもたくましく 健康的なその姿は 夏休み明けの特徴だなかには 日焼けもせず まっシロな少年もいる いかにも弱々しく 頼りなさそうな姿も 必ずどこかにいるだろう 小学生のときに こんなタイプの少年 ひとりはいただろうたい…

感謝

感謝のコトバ 感 情がこもったコトバは ヒトのココロをにささる 謝 の文字は ごんべん に射抜くと書く 僕は今、強く思う イイ親のもとに生まれたことを幸せに思う イイ弟に恵まれたことを幸せに思う イイ剣道の師匠に恵まれたことを幸せに思う 将棋をやりな…

レスポンス

僕らは レスポンスを探りながら 生きていると言っても過言ではないまるでいろんなところで いろんな形のバチを持ち 太鼓を叩いて耳をすませ 音色を伺っているようだ弱くたたけば小さな音が強くたたけば大きな音が手を変え品を変え 強弱をつけながら 跳ね返っ…

ほんとうにたいせつなモノ

たいせつなモノ小さいときに遊んでいた都バスのミニカーふぅちゃんのぬいぐるみいつもタンスの上に置いてあった ドラゴンボールのドンジャラ学校から帰ってくると ずっとやっていた野球の プラスチックの青いバット弟とやっていた ミュータントタートルズの …

へんしん

へんしん変わりたい自分がいる 飾りたい自分がいる 大きくなりたい自分がいる変わったような気になっていても 地盤となる本質は変わらないどんなに着飾っていても 変わらないものがそこにはある 生まれもった能力、資質は 如何せん、どうにもしがたいこれは…

病んでいる人びと

僕は遠めから このフィールドを見ていた遠めから見ると みな、しっかりと歩いている カラオケでは楽しそうに騒ぎ 外見ではとても仲のいいチームだしかし フィールドのなかで 周りを見渡してみよう 話してみるとわかる彼らは病んでいるそしていろんなシガラミ…

働きアリの戦士たち

僕はフィールドに戻った フィールド内には 今にも倒れそうな戦士達が ゴロゴロしているのに唖然とする 決まって 忙しいひとに負担が集中する 真面目なひとであればある程 全身で受け止めるてしまう 僕の周りでもひとり倒れた ストレスには 良いストレスと悪…

マッサージ機の昼休み

最近のマイブームは 近くのショッピングモールにある 家電量販店のマッサージ機コーナーで 毎日違う種類を試すことだリクライニングをいっぱいに倒し トントントントン叩かれている 頭のあたりも刺激されると こりゃ不思議 次々と詩が浮かんでくるサラリーマ…

喜怒哀楽 --涙の数だけ

喜怒哀楽春夏秋冬の季節が移り変わるように 様々な表情に移り変わってゆく季節のように順番にではなく めまぐるしく変化するピクニックにでかけた昼下がり楽しげにお弁当箱を開き 好物の玉子焼が入っていて喜ぶ よく晴れた青い空は いつまでも続くように思わ…

規格

モノのかたちは モノの数だけ種類がある動物のかたち 植物のかたちこれらは 何故こんなかたちになったのか 神のみぞ知るところだ一方 人間が作りだすモノには 一定の規格があり 大量に生産された製品は 規格どおりに作られているなかには 使い勝手が悪いもの…

タネをまく

はなしのタネ めしのタネ フシギダネいろんなタネがある タネはすべてが 発芽するわけではない 必ずロスがあって すべてが成功するわけではない成功の果実を手に入れるためには 2つの準備が必要だ1つは、たくさんのタネをまく まくタネが多いほど 発芽する可…

閃光が走る

人生には タンニングポイントが随所にあるおそらくそれは 通過するときには ほとんど見えていなかったのだろう 後から振り返ってみると 今まで歩んできた道ばたの ところどころに旗が立っている そんな感じではないだろうか僕は自分で言うのもなんだが 驚く…

フレミングの法則

聞いたことはあるだろうか 中学や高校の理科の教科書には 登場していたかもしれない まずは、握手をするように 手を前に出してみよう 左手、右手、どちらでも 好きなほうの手でやってみよう そして 親指を上向きに直角に立てる 人差し指はそのまま 中指を右…

活きた金

いつの時代にも 使い方によって活かされるお金と 使い方によっては無駄になるお金がある同じように 衣食住のために使うのだろうが 同じ金額を投じていても 使う対象だったり 使うタイミングによって 価値が違ってくるような気がする 若いころの100万円は 歳…

包む

とりわけ日本人は モノを包む習慣がある ひとに何か贈り物をするとき ココロも一緒に包むのだという 包むことで 傷がつかないように身を守る 基本的な機能がある そして モノを贈る気持ちを表す 特別な彩りを加えていく 昔ながらの風呂敷は どんな形モノでも…

いのちのつぶ

僕らはみんな生きている 生きているから食べるんだ 僕らはみんな生きている 生きているからお腹がすくんだ 僕らは自分ではエネルギーをつくれない 口から食べものを食べることで 皮膚に太陽の光を浴びることで エネルギーを補充している 食べるときに いただ…

眠れない人へ

人生の3分の1は眠りのなかにある 日が暮れて暗くなれば 自然と眠りに落ちる 太古の昔から ごく当たり前に 受け継がれてきた体内時計 光が当たれば充電され 正確な時間を刻む 暗くなっても止まることなく 時刻を刻み続ける しかし 電気が発明されてから 真っ…

家族だけは与えてくれる

マダム・イン・ニューヨーク このタイトルの映画をご覧になった ことはあるだろうか インド映画なのだが お馴染みのミュージカル風ではない インドの主婦がニューヨークにでてくる話 ストーリー展開の良さもあるが 最後のスピーチが実にすばらしい こうして…

ハインリッヒの法則

人間は不完全な生き物で エラーを全くのゼロにすることは 現実的に不可能である多くの組織は エラーが発生したときに それを発見し、是正する そんな仕組みが組み込まれているだから 表にでないエラーは 日常的に発生している そう言ってもよいだろう ハイン…

明日に駈ける闘牛士たち

スペインの伝統的な闘牛突進してくる猛牛を 赤い布でヒラリとかわし 広いフィールドを駆け回る 勇敢なその姿に 会場中が沸いている 実は 猛牛は布の赤に反応し、 興奮を高めているわけではない 牛は色の3原色のうち 青しか認識できず、赤を認識できない では…

笑う門には福来たる

何事も気分ひとつですべてが変わる 朝、目覚めたとき 窓を空けて 深呼吸をして 朝日を全身に浴びる なんかイイことが起きそうなとき 全身にチカラがみなぎってくるのを 感じることができるのではないか ウキウキ、ワクワク 楽しい鼓動は 全身に巡り巡って 今…

生きてることが辛いなら

生きてることが辛いなら いっそ小さく死ねばいい 深く傷つき 暗い闇に迷いこんでしまったとき いっそ目を閉じて 死んだように 心のフタを閉めるがいい 思考の波に流されさえしなければ これ以上 傷つくことはないのだから やがて 傷が癒えてきたとき 前より…

クイぎみで迫ってくる者たち

コンビニのレジで会計しているとき すぐ後ろにぴったりつき 横に並びかけようとする者 信号待ちをしているとき 信号が青に変わるか変わらないかのとき すぐ後ろをぴったりと迫ってくる者 自動改札を通るとき 定期券をだして タッチするかしないかのとき すぐ…

6次の隔たり

人生において、出会いというのは とても重要な意味をもつ どんな風に吹かれ どんなひとに出会うかによって 彩りが変わってくる だから 何が起こるかわからない今日この頃 自然体で接するよう 心掛けたいものだ 世間体や建前だけで築かれた 人間関係はすぐに…

感受性

おんなじ景色を見ていても おんなじ風に吹かれていても なぜ、ひとはそこに 内面を映し出してしまうのだろう 沈み行く太陽 オレンジ色に照らされた水面に 浮かない顔が映し出されている 試合に負けた球児たち ドロンコまみれのユニホーム姿 座りこんで、敗戦…

壺算

本日は古典落語の世界にご案内します 今回は、長いです 登場人物は3人 瓶を買う亭主、買い物上手の兄貴分の源さん、瀬戸物屋あえて、誰が何を発言したか注釈を入れません 寄席にいる感覚で、場面を想像しながらどうぞ! 古典なので、だいたいの噺の筋は同じ…

責任論

事件とかになると 子供の不祥事の責任が 親にまで及ぶことがある 芸能人ともなると スポンサーになっている 企業のイメージもあるのか 涙ながらに謝罪して 活動を自粛する姿を よく目にする 確かに 子供はいくつになっても その親の子供には違いない だけど …

見せ方

ひとは見た目が9割 こんな本が前にヒットしたひとからどのように見られているか 把握しておくことが重要だファッション、髪型もあるが どちらかといえば 所作・振る舞いの方だ言霊の一説でも紹介したように どんな見た目のひとが どんな振る舞いをしているか…